• HOME >
  •  ブログ 

螢雪ゼミナールの先生の日常がよくわかる!螢雪紹介ブログ ケイセツの先生が普段感じていることやみなさんに伝えたいことを綴っていきます。塾生・保護者の方々はもちろん、OB・OGも気軽に参加してください。 螢雪ゼミナールの先生の日常がよくわかる!螢雪紹介ブログ ケイセツの先生が普段感じていることやみなさんに伝えたいことを綴っていきます。塾生・保護者の方々はもちろん、OB・OGも気軽に参加してください。

<<次の記事 前の記事>>

「2月3日」

安井校 村上一成

みなさん、こんにちは!螢雪ゼミナール安井校・村上です。
寒い日がまだまだ続きますが、風邪などをひかないよう、お互いに気を付けましょう。

さて、2月3日といったら、何の日?
そう、「節分」です。節分と言えば、豆まきですよね。
節分の掛け声を英訳した場合を解説する螢雪ゼミナール安井校
みなさんは、豆をまきましたか?
豆をまくときの掛け声は、「鬼は外、福は内」です。所説あると思いますが、この理由は、家の中にいる鬼を外に追い出し、福の神を内に呼び込むことを目的としています。

では、これを英語で言うと、どうなるでしょうか?グーグルの翻訳機能を使ってみました。

「鬼は外、福は内」と入力したら、「The demon is outside. Fuku is inside.」
直訳すると、「鬼は外側にいる。福は内側にいる」です。何だか、おかしいですよね。
これなら、わざわざ豆をまく必要はありません。窓を開けることで、“福と室内の暖気”が逃げ、“外にいる鬼と冷気”が、家の中に入ってきます。困ります。

「鬼は出ていけ」にすると「Demons should come out.」
shouldの訳し方にもよりますが、直訳すると「鬼たちは出ていくべきだ。」です。こちらの主張を聞いてくれる鬼なら、わざわざ豆をまく必要はありません。

そこで、「鬼は、出ていけ。」にすると「Demons, get out!」
何だか、鬼を追い出した感があります。

次に、福を内(家の中)に呼び込みましょう。
「福は私の家の中に入りなさい。」にすると、「Please enter my house.」と出ました。
直訳すると、「どうぞ、私の家に入ってください。」です。誰に入ってきてほしいのかわかりません。さきほど追い出した鬼が戻ってきそうな感じです。困ります。

「福、私の家の中に入りなさい。」にすると、「Good luck, come into my house.」
「幸運よ、私の家の中に入ってきなさい」となります。だいぶ近づいてきました。幸運も呼び込みたいですが、本命は「福の神」です。

「福の神、私の家の中に入りなさい。」にすると、「God of fortune, please come into my house.」となりました。「幸運の神様、どうぞ私の家の中にお入りください。」です。

ようやく節分らしくなりました。

さて、翻訳機能はとても便利ですが、この例からもわかる通り、「入力した通りの解答」しか出ませんし、入力の仕方で使われる英単語や英文が変わります。実際、漢字か平仮名かの違いだけで、単語が変わることがありました。

入力の仕方しだいで、出てくる“解”が変わります。そして、その“解”が、こちらの意図したものかどうか、見直す必要があります。このために必要なのが、「語彙力」、「思考力」、「表現力」だと思います。これらを身につけないと、こちらの意図が相手に正しく伝わらない可能性があります。

AI技術はものすごい勢いで発展していますが、それを使うヒトも成長しないと、おかしな?世の中になってしまいます。だから、勉強ってますます大事になっていくのだろうなと思います。

文明の利器を使いこなすのか、振り回されるのか、どちらがいいですか?

勿論、前者ですよね。

そのために必要なのは、やはり「学力」です。ケイセツ安井校では、みんなの語彙力、思考力を高める授業を今日も展開中です。

今日も頑張るぞー!

<追記>
「スマホやアプリの翻訳機能があるから、英語の勉強はいらない」、「日本人だから国語の勉強は必要ない」と思っている人はいませんか。英語も国語も勉強は「必要」です。


そう思っている人もいない人も、ケイセツでは新規生を受け付け中です。
WEBからの申込はこちら
安井校TEL:0584-78-0266
ケイセツゼミナール at 2024.2.5 11:36│comments (0)│trackback (x)│





半角英大文字[A-Z]の4文字を入力してから送信ボタンを押してください。

最近のエントリー

最近のコメント

カテゴリー